出産後に一番トラブルが多いお腹。
ぽっこりお腹、妊娠線、黒ずみと悩みが絶えません・・・
中でも、たるんだお腹は絶対にどうにかしたいもの!
妊娠前のようなキレイなお腹に戻すには、しっかりケアと対策をしなければなりません。
しっかりケアと対策といっても、やることは超シンプル。
- 肌の外側・内側をとにかく保湿すること
- 姿勢を正して血流を良くすること
- お腹の筋肉を動かすこと
この3つのことさえ意識できれば、伸びた皮はスムーズに妊娠前のようなきれいな状態に戻ってくれます!
肌の保湿を徹底的にし、皮ふの状態を良くすることで、伸びてたるんだお腹の皮は必ずもとのキレイなお腹に戻ります。
ケアや対策をおこたってしまうと、キレイなお腹に戻りにくくなるので、一日でも早いケアと対策を行いましょう!
もくじ
産後にたるんだお腹の皮がすぐに戻らない理由
産後にたるんだお腹の皮がすぐに戻らない理由は、妊娠中にお腹の皮が大きくふくらみ、出産により急激に縮んだことにあります。
思い出してみてください。風船を思いっきりふくらませた後、空気が抜けたときの風船を・・・
「ゴムがしわしわになってたるんでいますよね?」
人間の皮ふはゴムとは違い、肌のターンオーバー(肌代謝)によって細胞が新しく生まれ変わります。
なので、「肌と皮ふの状態が良ければ必ずもとのキレイな状態に戻る」のですよ!
産後にお腹の皮がたるむ「4つの原因」
妊娠中にお腹に脂肪がたくさんつくため
妊娠中はお腹の赤ちゃんが大きくなると共に、お腹に脂肪がたくさんつきましたよね?
お腹に脂肪がつくのは単なる運動不足や食べ過ぎではなく、女性ホルモンの影響によるものなんです。
プロゲステロンという女性ホルモンは、妊娠にそなえて体内に水分と脂肪をためこむ働きを持ちます。
なぜ体内に水分や脂肪をためこむかというと、下の2つの理由があることを覚えておきましょう!
- お腹の赤ちゃんを外からの衝撃から守るため
- 母体が栄養不足になったときに、赤ちゃんに栄養を届けるため
なので、出産後に早くホルモンバランスを整えることが、妊娠中にたっぷりついた脂肪を落とす一番の方法になるのです!
産後にたるんだお腹の皮がすぐに戻らない理由
腹筋,筋力の低下による姿勢の崩れ
妊娠中からの運動不足により、全身の筋力が大きく低下してしまうことは仕方がないこと。
特に、お腹に赤ちゃんがいたことでお腹に力を入れたり、体をひねる動作をしなくなるので腹筋が一気に低下してしまいます。
腹筋が弱くなると上の図のように、カラダの軸となる腹圧も弱くなる状態に。
お腹にグッと力が入りにくくなるのはこのような腹筋の筋力の低下と、腹直筋が離れてしまうことで起こる「腹直筋離開」によることが原因です。
腹直筋離開とは、お腹の表面をおおう腹直筋(シックスパックになる筋肉)が、女性ホルモンの影響により、筋肉の真ん中が割れてしまうことで起きる。
お腹に力が入らなければ正しい姿勢維持をすることができないので、産後は腹筋とカラダの軸となる腹圧を鍛える(戻す)必要があるのです。
姿勢が崩れていると内臓を圧迫してしまうため全身の血流が悪くなり、たるんだお腹も産後体型も戻りにくくなることも忘れはいけません!
妊娠中の体重の増え過ぎ
妊娠中の体重の増加の基準値は、厚生労働省からこのように推奨されています。
・痩せ型の人 9キロ~12キロ
・平均的な人 7キロ~12キロ
・肥満の人 およそ5キロ
あくまで目安となりますが、妊娠中の体重の増え過ぎは産後のお腹のたるみに大きく影響するということを忘れないでおきましょう!
お腹の皮・たるみは帝王切開だと戻りにくい?
帝王切開の場合は、切開をした傷口の回復が最優先になるので、普通分娩の人に比べるとどうしても戻りは遅くなってしまいます。
骨盤ベルトをつけると傷口が傷むようなら、骨盤ショーツをはいて骨盤ケアをするように。
帝王切開の場合は、傷口をいかに回復させながら開いた骨盤ケアをするかでたるんだお腹の戻りが決まりますよ。
産後お腹のたるみはいつから戻すのが理想?
産後お腹のたるみを戻すには、開いた骨盤をなるべく早く戻すことが何よりも重要!
カラダの土台となる骨盤を妊娠前の状態に戻さないことには、スムーズにたるみを引き締めることはできません。
出産後の骨盤は女性ホルモンの影響によりゆがみやすくなっているので、ゆがみを予防するためにも骨盤ベルトや骨盤ショーツといった産後アイテムでの骨盤ケアが絶対に必須。
骨盤を整えることで姿勢も整い、姿勢が整うことで代謝が上がり、お腹周りのたるみが引き締められやすい状態になるので使わない選択肢は無いはず!
今一番人気があって話題となっている、カラダのプロフェッショナルの美容整骨師が手掛けたこの骨盤ベルト。
骨盤と姿勢を整えることが、お腹のたるみをスムーズに引き締める環境を作る究極の方法だということを覚えておきましょう!
しかし、出産直後から1ヵ月間は悪露があるので強い締め付けや、長時間つけることは絶対に避けること。
長時間付ける外出のときは骨盤ショーツをはいて、骨盤を適度に締め付けることをおすすめします。
産後のカラダのことを考えて作られた骨盤ショーツ【Slim Shape(スリムシェイプ)】 は、理想の着圧を実現する優れもの。
出産後の骨盤は開くだけでなく「傾き・ゆがむ」ので、病院でもらう骨盤ベルトでの骨盤ケアだけでは完璧ではありません。
骨盤ベルトと骨盤ショーツで、骨盤を正しい位置に整えながらの体操や筋トレ、エクササイズは引き締め効果が高まるので、固まっている筋肉やカラダを動かすことが大切になります!
伸びたお腹の皮を綺麗に戻す方法
伸びたお腹の皮やたるみが、妊娠前のように綺麗に戻らないには3つの原因が考えられます。
- 肌への保湿不足
- 水分量が足りない(内側からの保湿)
- 皮膚の栄養不足
肌への保湿不足
いくら骨盤を戻して姿勢を整え、たるみを引き締めても、伸びたお腹の皮が弾力を持っていなければ、たるんたるんの状態のお腹になってしまいます。
伸びた皮は潤いと弾力が必要なので、皮ふへの十分な保湿が超重要になるのです!
そこで、キレイなお腹の皮へ戻すには保湿力と浸透力に優れ、産後のカラダのことを考え抜かれた産後用の保湿クリームを使うのがおすすめであり最も理想。
品質が世界でも認められている、SNSでも高評価の「ベルタマザークリーム」を使えば、産後の保湿は心配いらず。
女性ホルモンの影響で産後の肌は乾燥しやすく敏感な状態なので、一般用の保湿クリームではなく妊娠線用、産後用の保湿クリームを絶対に使うべし。
水分量が足りない
出産後に伸びたお腹の皮をキレイに戻せるか、戻せないかの分かれ道。
それは、1日に飲む水分の量。寝ているとき、呼吸をするだけでも体内から水分は失われます。
1日に出ていく水分量は約2リットル。
更に、産後は授乳をするとなると3リットル近い水分が体から失われているわけです。
肌のターンオーバー、肌の代謝を高めるには保湿クリームによる外側からの保湿だけでなく、水分をとることで内側からの保湿が重要!
早くちゃんとキレイなお腹に戻したいのであれば水分をしっかりとること。
ごくごく水分を飲むとカラダはすべて吸収できないので、一度口に含みながらちびちび飲むようにし、しっかり体内に吸収させるよう心がけましょう。
皮膚の栄養不足
伸びたお腹をキレイに戻そうと肌の保湿だけをしていてはいけません。
出産後の表皮(1番外側の皮膚)は、妊娠中に伸ばされた影響で薄くなっており、表皮の下にある真皮は裂けているため、この2つの修復を早めるための栄養が必要に。
皮ふの修復にはたんぱく質やビタミンB6、ビタミンCなどのビタミン群が有効な栄養素。
ビタミンB6が多く含まれている食品には、アーモンドやナッツ、納豆などの大豆類、鳥の胸肉、マグロ、バナナなど。
しいたけやししとう、ピーマンなどの野菜からも摂取することができます。
膚ふの修復にはビタミンB6の摂取は欠かせません。
ビタミンB6は、分かりやすくいうとたんぱく質のサポート役。
皮膚や粘膜、毛髪や歯などの健康を保つ働きがあり、ビタミンB6は肌の新陳代謝を活発にしてくれ、肌に潤いをもたらしてくれるのです。
マグロとアボガドは、ビタミンB6とたんぱく質の両方を豊富にとることができるので、この2つを食べ物を意識した食事を作ると理想ですね!
食事でたんぱく質などの栄養が十分にとれないときは、プロテインを飲むことも効果的な手段の一つ。
産後お腹のたるみを引き締めるには血流の状態をよくする
全身の血流を良くすることで基礎代謝が上がるため、お腹のたるみは引き締められやすくなります。
しかし、血流を良くする意識を持ってケアをする産後ママはとても少ないのです。
お腹のたるみを早く引き締めたい人が実践すべきことは次の2つ
ストレッチで筋肉を伸ばす
カラダの筋肉が固まっていると全身の血液循環は悪くなります。
特に骨盤周辺の筋肉がかたくなると下半身がむくみやすくなるので、骨盤を中心にストレッチをすることがおすすめ!
ただストレッチをするのではなく、固まっている筋肉を意識しながらストレッチをすることで得られる効果も変わってきます。
固まっている部分があるとすればそこの部分が全身の血液の流れをブロックしているところなので、入念にストレッチをして習慣づけることが大切。
「筋肉が固まっているということは、疲労物質がたまった状態であるということ。」
なので、しっかり酸素を取り入れるように呼吸を意識してストレッチをするで、酸素が筋肉に行き渡るため血液循環が良くなります。
産後お腹のたるみ解消にはこの筋トレが効果的!
産後お腹のたるみを引き締めるにはとにかくお腹周りを動かすこと!
なのですが、産後のお腹を効率よく引き締めるにはお腹のインナーマッスルを鍛えることが重要。
インナーマッスルの一つに“腹横筋”というお腹の筋肉があります。
この筋肉はカラダを支えるコルセットのような役割を持ち、姿勢を維持する上において最も欠かせない筋肉。
この腹横筋を鍛えるには何よりプランクが1番!
うつ伏せの状態で、ひじをついて体幹を鍛える筋トレがプランク。
出産後すぐは筋力が全然戻っていないので、カラダが回復すると共に徐々にキープする時間を増やしていきましょう。目標は1分間!
腰がそらないように、頭の先からつま先までを一本の棒のようにイメージをしてキープすること、更に大事なポイントはお腹とおへそをひっこめること。
その意識を持つことでお腹がキューっと引き締められていく感覚が分かるはず。
お腹のたるみを引き締めるならプランクは絶対的な筋トレの一つ。
椅子に座りながら足上げ腹筋
姿勢を正して椅子に座り、両膝を引き上げながら腹筋、お腹を縮める動きも効果抜群です!
その椅子足上げ腹筋で、わたし自身もお腹のたるみを引き締めに成功しました!
姿勢に気を付けなければ腰を痛めてしまったり、骨盤がゆがんでしまったりするので、産後3ヵ月以降にする筋トレの一つ。
椅子に座った状態でゆっくり上半身を左右にひねる動きも、お腹周りとたるみを引き締めることにもつながるのでどの筋トレ、カラダの動きがいいのかを考えながら行うことが肝心ですね。
まとめ
産後にたるんだお腹を引き締めるには、出産によって開いた骨盤を戻して動かす、徹底的に保湿をすることが肝心だということはもう分かりましたよね?
出産直後から骨盤ベルトと骨盤ショーツのダブルの骨盤ケアで、早く骨盤を妊娠前のもとの状態に戻しましょう!
骨盤を正しい位置に戻すことで姿勢も整い代謝が上がり、内臓がもとの位置に戻ることでぽっこりお腹もスムーズに戻るといったたくさんのメリットがあるわけです。
そして、伸びたお腹の皮を妊娠前のようにキレイに戻すには、保湿クリームによる保湿ケアも欠かせません!
産後はお腹のたるみを戻すためにしなければならないことがたくさんありますが、一つひとつ取り入れていけば大丈夫。
まずは、簡単にできる骨盤ケアと保湿ケアだけは実践しましょう!