出産後のお腹周りにあらわれる浮き輪腹・・・
お腹周りにたっぷりお肉がついたのは初めてという産後ママがほとんど。
ぷにぷにしたお肉と脂肪、そして伸びきった皮ふ。
「この浮き輪のようなお腹周りがすっきりなくなるのか不安になりますよね?」
この問題を解消するには、
- ホルモンバランスを整える
- 新陳代謝を高めるためにエクササイズをする
- 開いた骨盤ケアを徹底してカラダを整える
これら3つを意識してケアをすれば、悩みの浮き輪腹はスッキリなくなってくれます。
早速、産後のお腹周りにたっぷりついてしまった浮き輪腹の解消法を見ていきましょう!
もくじ
お腹周りにあらわれる「浮き輪腹」の原因は?
出産後は誰もがお腹周りにお肉と脂肪がつき、浮き輪のようなお腹になります。
まるで浮き輪のようなお腹を「浮き輪腹」と呼んでいます。
この浮き輪腹になる原因をいくつかあげていきますね。
伸びきった皮ふ
妊娠によりお腹の中の赤ちゃんの成長につれて伸びる皮ふは、出産後には伸びきってたるんだ状態になりますよね。
当然、伸びきった皮ふはすぐに縮むわけではなく時間をかけて縮んでいくのですが、皮ふが戻る速さには新陳代謝が大きく影響します。
新陳代謝が良くないということは、細胞の修復(皮ふのターンオーバー)が遅くなるので代謝が遅い人に比べて時間がかかるのです。
そして、産後に関わらず新陳代謝が悪い人はお腹周りに脂肪がつきやすい傾向にあります。
大きくふくらんだ子宮
妊娠から出産までの期間に小さい子宮は何倍もの大きさになるのですが、皮ふと同じように大きくふくらんだ子宮はすぐには元には戻りません。
子宮はホルモンバランスが安定することで戻りやすくなります!
すぐにお腹が引っ込まないのは子宮の収縮が大きく影響していることを忘れないでくださいね。
⇒産後「お腹の皮の戻し方の秘訣!」たるんだお腹をキレイに戻す方法
筋力不足によるお腹のたるみ
妊娠による運動不足で大きく筋力は低下しています。
筋力があることでカラダは引き締められるのですが、筋力が低下すると脂肪や内臓を支えることができなくなってたるんだ状態に。
産前、妊娠中にしっかり筋肉を鍛えたり、筋力を維持する準備していた人は大きく体型も崩れず、浮き輪腹にはなりにくい
骨盤が開く影響
妊娠中によるホルモンバランスの変化によりカラダの土台となる骨盤が開きます。
どうやって骨盤が開くかというと、妊娠後期になるとリラキシンという女性ホルモンが分泌され、骨盤周辺の関節とじん帯がゆるむことで骨盤が開くのです。
骨盤が開いて骨盤周辺の関節とじん帯がゆるんだ状態のまま何もケアをせずに放置してしまうと、ゆがんだ状態でかたまってしまいます!
開いた骨盤の上にお肉と脂肪が乗ることで、浮き輪腹へとつながるのです。
出産後のお腹周りの「浮き輪腹」解消法!
新陳代謝を高めること
代謝が高まることで体温も上がり、脂肪がつきにくくなり燃焼しやすい体質になります!
そして脂肪燃焼の他に、新陳代謝が高いことによって出産によるカラダのダメージの回復、細胞の修復が早まるため、たるんだ皮ふも縮みやすくなるのです。
新陳代謝を高めるということは体内の環境を整えるということ。
そのためには一日に体内から出ていく2リットル以上の水分の摂取、栄養バランスのいい食事、酸素をより多く取り込む深い呼吸、カラダを休ませるための睡眠、生きていく上では欠かせないことに意識を向けることが重要なのです。
ホルモンバランスを整えること
妊娠中に崩れるホルモンバランスは産後には元の状態に戻っていきます。
しかし、カラダを十分に休ませていなかったり、ストレスを大きく感じてしまうとホルモンバランスは戻りにくくなるのです。
「なぜ産後のお腹周りの浮き輪腹とホルモンバランスは密接に関係しているのでしょうか?」
その理由は、ホルモンバランスが整うことで浮き輪腹の原因となっている子宮と皮ふの戻りに大きく影響します。
産後にホルモンバランスを整えることは重要なのですが、ほとんどの産後ママは育児の忙しさにより整えきれていないのが問題。
骨盤ベルトを巻いて骨盤を締める
産後のお腹周りのお肉と脂肪をとるには、その2つが乗っかっている骨盤に意識を向けることが大切です!
妊娠により開いた骨盤にはお肉も脂肪も乗りやすく、骨盤を締めて整えないことには浮き輪腹改善にはいたりません。
開いた骨盤をしっかり締めることで体型もお腹周りも変わります。
「産後は歩いたり、カラダを動かすだけでも息も切れやすく疲れやすいのではないでしょうか?」
妊娠によって姿勢を保つために必要な体の軸となる「腹圧」が弱まっているので、骨盤ベルトを巻いてカラダを動かすことで産後の体型にとって大きなサポートになりますよ!
産後に一番効果的なエクササイズ
産後に関わらずお腹周りに一番効くエクササイズは、深い呼吸を意識しながらゆっくりと左右にカラダをひねることです。
「カラダを左右にひねることで、横腹やお腹周りのお肉や脂肪が動くことが分かりますよね?」
何回か横にひねるとだんだんとお腹周りは熱くなってきます。
熱くなるということは筋肉が動いて燃焼しているので代謝も上がるのですが、代謝が上がることで脂肪もつきにくく燃焼しやすいことははじめにお伝えしましたよね!
まとめ
出産後のお腹周りにつく浮き輪のようなお肉と脂肪はみんなが一度は経験するのです。
しかし、妊娠中にもカラダを動かしたり準備をしていた人は新陳代謝も高く、筋肉があることで骨盤が開きすぎずに体型崩れが小さくてすみます。
なので、浮き輪腹もスムーズになくなってすっきりお腹に戻るのですが、筋肉と筋力がない人は骨盤が開きやすく不安定な状態になるため徹底した骨盤ケアが必要不可欠。
- 産後ママたちが使っている人気の産後ショーツ、ベルトを使って骨盤を安定させる
- ホルモンバランスを整えて子宮の戻りをスムーズにする
- 新陳代謝を高めて痩せやすいカラダに戻す
この3つを意識することで、お腹の浮き輪腹はスムーズに解消されます。
お腹周りにつくお肉や脂肪はちゃんととれてくれるので、しっかりカラダを整えてちゃんとできるケアを徹底して浮き輪腹を解消しましょう!